ラグビーが教えてくれたこと
こんにちは!Nozinekoです。
皆さん、ラグビーワールドカップ観てますか?
日本代表はベスト8という快挙を成し遂げ、惜しくも決勝トーナメントで南アフリカに敗れましたが世界中にその勇姿を見せつけてくれたのではないでしょうか。
かくいうNozinekoも高校時代はラグビーを3年間やっていましたので、手に汗握りながらもかじりついて見守っていました。
そんなラグビーですが、観ていて感動を覚えた人も多くいたことにとても感心しました。
イマイチルールはわからないけど観ていて熱くなる!
あれだけ激しくぶつかり合うのに最後は称え合うの感動した!
など色々な感想を目にしました。
ワールドカップが日本開催ということもあり今までにないくらい盛り上がっているラグビー。
スポーツとして観たときに感動を提供してくれる部分がどこにあるのか、素晴らしい部分はどこなのかを少し考えて見ました。
ラグビーが教えてくれることとは?それでは見ていきましょう!
多様性と尊重
フォワードはぶつかり合いの力勝負、バックスは戦術とスピードで相手の敵陣に切り込んでいくようにラグビーは1つのチーム内で求められる能力やスキルが多岐に渡ります。
ましてやチームスポーツの部類としては人数も多いことから個々の得意分野はさらに細かく分かれます。
(試合に出れるのは15人+交代要員8人の合計23人なので非常に多い)
そんなラグビーですが、多種多様なメンバーが一つのチームとして勝利に向かっていくために必要なのはお互いの尊重です。
個々の能力を認知し、強みを活かした戦術を用いてトライを取りにいく目標に向うのはまさしく一心同体でなければ実現は出来ません。
ジェイミージョセフHCもいっていたように、チーム全体が家族のような関係になりお互いを尊重しあうことで初めて実力を発揮出来るのです。
チーム内の役割分担を全うする
「多様性と尊重」でも触れましたが、15人+8人に求められる役割はそれぞれです。
フォワードは接点での強さやサポートの早さ、スクラムやラインアウトの精度、運動量。
バックスは戦術、キックやパスを用いたサインプレー、敵陣の配置を読む能力。
ラグビーはお互いの実力が拮抗しているほど、トライを取って点数を取ることが難しくなっていくスポーツです。
だからこそ、それぞれの役割を持った選手全てが一人も欠けることなく自分たちの役割を全うすることで点が取れるのです。
トライが取れたときの選手たちの喜びを分かち合う姿を見ているとよくわかりますね。
礼儀と感謝
ラグビーはあれだけ激しくぶつかり合うスポーツでありながら、最後は両チームの選手がお互いを称え合います。
「ノーサイド」と言われるように最後は敵も味方もなく、ラグビーに携わっているお互いを尊重し認め合うのです。
根底にあるのはラグビーがイギリス発祥という事もあり、紳士のスポーツだからでしょうか。
血反吐が出るようなきつい練習をこなし、試合でも殴り合いに発展しそうな勢いでぶつかり合いながらも最後は礼儀と感謝を込めてお互いを称え合う。
試合を観て純粋に感動を覚えるシーンが多いのは、そういったところも影響しているのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
ラグビー自体は日本ではまだまだマイナースポーツな部類ですが、ラグビーが持つ精神の良さが広まりこれからの発展となっていく糧となってくれることを切に願います。
日本代表の試合は終わってしまいましたが、残っているチームを最後まで応援しましょう!
それでは、また!